海外FXを始めて半年…トレードについて思うこと
去年の10月から、ふとしたきっかけで海外FXなどのトレードを始めたのだが、その結果が今かなり思わしくない。
元々投資信託などの比較的リスクが低い投資はやっていたのだが、ハイリスク・ハイリターンなトレード系はあまり大きい金額ではやったことがなかった。
投資している金額も、発生している損失も過去最大である^q^;
この半年間の経験から思ったことを書いておく。
まずトレードは何のためにするのかと言ったら、仕事やビジネスをするよりも少ない労力や時間でお金を増やすため。つまりは楽に儲けるためだと思う。
なのでお金が増えるという「結果」だけが重要なのであって、そのためのプロセスが楽しいから、好きだからやるというものではない気がする。
それは転売やアフィリエイトをやっている人の多くが同じように感じているかもしれないが、数字が全てのトレードの世界ではよりその傾向が強いと思う。
それでも楽に儲けられればいいのだが、相場の世界で長く生き残るにはその時々で状況を判断して、柔軟に立ち回るための知識や経験が求められる。
それは裁量トレードだけでなく、ツールで自動売買するにしても最低限の知識は必要。
特に裁量トレードは経験が必要なのだが、長年トレードを研究している投資家でさえ、全然勝てなくなることもある。
うーん…僕が世界の経済に全く興味がないからそう感じるのかもしれないが、面白くもないものを勉強するのに結構な時間を費やしたあげく、損するだけの可能性もあるなんてあり得なくないか?と思う^p^
なので僕は裁量トレードに手を出すことはないと思うし、おすすめもしない。
裁量じゃなければシステムトレードだが、世に出ているツールのほとんどは稼げないか、稼げたとしても一時的だと言われている。
実績があるツールでもドローダウンといって、一時的に成績が悪くなって資金を減らす時期がある。
だからその日の結果に一喜一憂せず、半年や一年の長いスパンで判断する必要があるというが、もちろん損失に耐えても成績が復活する保証などない。
儲かって喜んでいたら次の日にそれ以上損をするということが当たり前で、何もしてなくても精神的にかなり疲れる。
仮に一年後にお金が増えていたとしても、あまり楽して儲かったとは感じられないと思う^q^
でもごくごくごく稀にだが、比較的リスクが低くて長期的に安定して利益が出るツールが存在する。
あまり大きくは稼げないが、安全に運用すれば損失もあまり出ない。
そういうツールに出会えるかどうかはその人の運次第だけど、今後はそういう長期安定型のツールしか使わない予定。
そしてあまり大きく儲けようとせず、あくまでも安全重視を徹底する。
というのも、大きく儲けようとするとその分どうしてもリスクが高くなる。
僕は元々投資で大金を稼ごうとは思ってなくて、月々の生活費が不労所得でまかなえれば十分だと思っている。
僕の場合、月10万円儲かれば目標達成である。
月10万円の不労所得がある人はそうはいないだろうけど、株やFXをやっている人から見ればけっして高い目標ではないと思う。
でも、なぜより大きなリスクをとってまで大きく稼ごうとするのかが僕には理解できない。
家族を養う立場にいなければ、質素に暮らせば月10万円あれば生活できるんだから、金額を増やすよりもいかに確実で低リスクで、そして楽に10万円を確保するかの方が大事だと思うのだ。
(もちろん、ある程度の貯金があった上での話だが。)
あと、「トレードでメンタルが鍛えられる」というが、そもそもメンタルに負担がかかっている時点で僕のコンセプトからは外れる。
(安全圏の含み損には慣れるべきだが)
しがらみから解放されて自由になるのが目的なのに、値動きが気になって憂鬱になっているようでは本末転倒である。
心穏やかに過ごすには、けっして欲張らないこと。
それがこの半年間で学んだ教訓である。
月10万円以上の不労所得が作れて、生活のために日銭を稼ぐ必要がなくなったら、その後は自分の本来の才能を磨いていけばいいと思う。
さすがに自分の能力を高めることを何もせずにいたら、収入が途絶えた途端にアウトだからね^p^;
月に30万円や50万円、それ以上を稼ごうとするなら全てを投資で稼ごうとするより、自分なりのビジネスを持った方が安全だし確実だし、精神的には楽だと思う。
でも、その気になればしばらくの間何もせずに生活できる状態にしたい。
常に生活に追われているとどうしてもお金優先になってしまうが、生活費さえ確保できれば、かなり自分の内側の欲求に基づいて行動できるようになると思う。
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